MAD LIBS という有名なワードゲームをご存知ですか?
今回は、英語の品詞(動詞・動詞・形容詞など)を意識することのできる子ども向けのアクティビティブック「MAD LIBS」をご紹介します。
MAD LIBSとは
MAD LIBS は、子供から大人まで楽しめる言葉遊びのゲームです。
出題者が用意した空欄のある文章に、回答者がその文章の内容を知らないままの状態で、空欄にあてはまる単語を入れて文章を完成させます。
空欄には、あらかじめ、品詞や場所、人名といった指示がしてあり、それに合う単語を入れていくことになります。
パッと思いついたランダムな単語によって完成した文章は、想定以上に不思議な話になったり、笑える話になっています。
アクティビティブック
自分で文章を作成するのも楽しいのですが、このゲームを楽しむことができる子ども向けのアクティビティブックもあります。
対象年齢は8〜12歳、ジュニア版は5歳〜のものが多いです。
プリント形式のように1枚ずつ切り取って使用できます。また、空欄に入れる単語を書き込むことができる表も用意されています。
文章を読む前にその表を完成させれば、一人でも内容を知らないまま単語を挿入して楽しめるようになっています。
品詞を意識する
先程の例文を見ていただければわかるように、空欄にはそれぞれ指示があります。
品詞にもいろいろな形があり、動詞にはing形や過去形などの指示、名詞も複数形といった指示があったりします。
ただ、これ難しいですよね。ちゃんと形容詞が、動詞が、名詞が何かを理解していないとなかなか埋めるのは厳しいのではないでしょうか。
おうち英語で育っている子ども達に、大人の学習のようにそれぞれの品詞の定義などは教えないですよね。感覚でつかみ取って欲しいからこそ、おうち英語をされていると思います。
そうです、おうち英語っ子は自然と身につけた英語により、品詞も感覚でつかんでいるからこそ、このワードゲームを楽しめるというのも事実。ナンセンスな文章が完成して、それを笑えるのですから。
シンボルで品詞を区別する
先程、「難しい」と言いましたが、実は品詞が何かを理解していなくても、空欄を埋めることができるのがジュニア版です。
年齢的にも、文章を秘密にすることなく、実際に文章を読み進めながら単語を入れていくだけでも充分楽しめると思います。
クリックして中身を見ていただければわかるように、ジュニア版はワードリストが用意されているだけでなく、品詞をシンボル表示してあるため、就学前の子供でも視覚で品詞を意識することができるのです。
視覚でとらえる
「視覚でとらえる」というのは結構、大きなポイントで、品詞の分類を意識し感覚的につかみやすくなります。
例えば、ワードリスト以外の自分好みの単語を入れたいなと思った時、動詞?形容詞?なにそれ?というお子さんであっても、そのシンボルを見てどの品詞が使用されるべきなのかを判断することができるようになるのです。
また、基本的な文型やセンテンスにおける品詞の並びの感覚がまだつかみきれていない、というお子さんの場合でも、シンボル表示があることで記憶に残りやすく理解しやすくもなります。
シンボル表示でセンテンスを作成していくというのは、学校や英語教室などで、小・中学生に英語を教える際にも有効な手段かもしれません。
MAD LIBS ジュニア版で使用されているシンボルは、名詞・形容詞・動詞・多種混合の4つの分類となっていて、混乱することのないよう品詞ごとに同じシンボルが使用されています。
人気キャラクター版もたくさん!
MAD LIBSはオリジナルキャラクターだけでなく、人気キャラクター版もたくさん出版されています。
私 DORA the EXPLORER のMAD LIBSで遊んでたな〜
そうそう、ジュニア版!6歳の頃だったかな〜めっちゃハマってたよね
リストにないワードを入れたりして、かなり変な話になったりするのが面白かったんだよね
ぜひ、お気に入りを見つけて楽しんでみて下さいね。
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